4%ルールだけで大丈夫⁈暴落時に損失を減らす金と出口戦略

資産運用

私は現在、米国の株価指数(S&P500)に連動する投資信託に積み立て投資を行っています。

長期的に一定額を定期的に積み立てる、いわゆるドルコスト平均法を採用しています。

積立てた資産を将来的には4%ルールに従って、資産を切り崩す生活をぼんやり考えていました。

しかし、本当に4%ルールを守っていればよいのか?ふと疑問に思いました。

そこで今回は、セミリタイアするまでに一体いくらの資産を保有すべきか?(個人的意見)

4%ルール以外にも押さえておくべきことについて提案します。

同じような疑問を持つ方の参考になれば幸いです。

なぜ、出口戦略が必要なのか?

そもそも、なぜ出口戦略が必要なのかを説明します。

株式等の資産を多く保有していた場合、リーマンショックやコロナショック級の大暴落に見舞われたとすると、いったいいくら損をすることになるでしょうか?

あまり考えたくはないですが、おそらく、精神的なキツさから損切りをしてしまう人もいるのではないでしょうか。

そして、その大暴落が定年後や退職後に訪れた場合、生活や精神的に余裕が無くなるのは明らかです。

定年近くや退職後、つまり60歳前後は時間的価値も相対的に高いので、それまでにはなんとかリスク許容度の低い方向けの資産に切り替えたいところです。

または、定率で取り崩し続けるといった選択(後述する4%ルール)もありです。

こうした考えが、資産運用における出口戦略です。

4%ルールとは何か?

4%ルールとは、資産総額の4%を毎年定率で切り崩す出口戦略を指します。

この方法がおすすめされる根拠としては、

米国株価指数に連動する投資商品を保有していた場合、毎年資産の4%を切り崩しても、30年後には95%の投資家は資産が残る。

また、その中でも85%の投資家は資産が増え続けた。

という研究結果が明らかとなっているためです。

米国株式市場の平均リターンが年率4~7%程度と言われていることを考慮すると、今後も市場が右肩上がりを続けると仮定すればセミリタイア後はなんとか暮らせそうです。

出口戦略において購入するべき資産

前述したように毎年、年率4-7%であれば困ることはありませんがそうはいきません。

考えたいのは、暴落後どの程度回復に時間がかかるかです。

1年で回復する暴落もあれば、5-6年ほど回復に時間がかかる暴落もあります。

それなら、暴落時に株式から債券へ移行すればいいのではと考えますが、そう上手くはいきません。

理由としては、暴落時には急激な円高が起こりやすいためです。

こうした場合に、出口戦略として移行したい資産は金です。

金の特徴は以下の通りです。

  • 株式と相関が無い
  • 希少価値が高い(長年価値が普遍)
  • 信用リスクがない(発行元がない)
  • 為替ヘッジが可能

特徴的なのは為替相場と金の逆相関です。

仮にドル円が円高となった場合、金を保有していれば、金価格の上昇でリスクはカバー可能です。

k仮にドル円が円高となった場合、金を保有していれば、金価格の上昇でリスクはカバー可能です。

金に関しては別記事にまとめていますので、以下をご参照ください。

金(ゴールド)は資産運用におすすめ?ETFならGLDやIAUを検討

※ただし、債券を出口以前から保有している場合はこの限りではありません。

出口までに必要な資産額はどう計算するか?

計算式:年間支出×25=必要な資産額

我が家ではセミリタイアを目指すため、共働きで多少年金も補填になると考えます。

よって月10万円が必要であると仮定すると…

我が家の場合:10万×12か月×25=3000万円

結果は3000万円が必要であると計算されました。

月々の積み立て金額はいくら必要か?

米国市場の平均リターンを6%と仮定した場合、

25年間では目標達成までに月々いくらの積み立てが必要なのかシミュレーションで計算してみました。

(50代ではセミリタイアしたいので25年間を設定しました…)

25年間で3000万円を目標とした場合…

月々4.3万円の積み立てが必要、そして運用益は約1701万円となりました。

このように、出口戦略と月々の積み立ては同時に考えていきましょう。

資産の切り崩し方法

資産を定率で崩す方法と定額で崩す方法があります。

私は定率で崩す方法をおすすめします。

理由は以下の2つです。

  1. 資産を減らす可能性が少ない
  2. 相場下落時には相対的に取り崩す金額も減ってしまうデメリットも、セミリタイアのため別の収入源で一時的に補うことができる

下落時には資産が減ってもいいので、安定した所得を常に得たいという方は定額で切り崩す方法を選ばれると思います。

定率のデメリットは、収入の増減が景気によってかなり左右されることです。

そこで、考えたいのが株式と金の最適なポートフォリオです。

4%ルールだけじゃない!金を活用した出口戦略

金の有用性は前述した通りです。

金を活用する理由としては、大暴落時でも、金であればほぼ1年未満で価格は戻ります。

よって、株式を後で、金を先に取り崩すことで、株式の回復を待つことが出来るためです。

では、株式と金の資産保有割合はどうするか?

個人的な意見としては、仕事に一区切りつくであろう60歳を目安に金の保有率を増やしたいです。

以下に出口戦略として考えている、保有割合を示します。

  • 55歳⇒株式:金=70:30
  • 60歳⇒株式:金=50:50
  • 70歳⇒株式:金=40:60

できる限りこのような比率となるように移行する予定です。

ただ、それまでは年齢も味方するので、株式を中心に運用を考えています。

私がセミリタイアを目指す理由と実現可能性

現在、本業の傍らブログを更新しておりますが、本業で手を抜いているつもりはありません。

仕事自体は給料が低いことを除けばやりがいもあり楽しんでいます。

それでもセミリタイアを目指すのは、お金に縛られない豊かな生活を送りたいからです。

将来、お金のためではなく、家族や自身の趣味に時間が割けるよう準備する。

なにより定年退職前や老後にお金が無い!と不安になりたくないですよね。

月々の積み立てにボーナスも加えていくとより実現可能性は高まります。

また、今後は本業以外の収入源を増やすことで資産形成を加速させたいと考えています。

ただし、今回紹介したような出口戦略など、将来についても考え、結果的に損をしないように皆様と情報共有していきたいです。

また、目標達成するには投資信託やETFで選択を誤らないことが前提なので、今後はそちらについても別記事でまとめる予定です。

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