ETFで構成したいおすすめポートフォリオの作り方!ローテーション戦略を取り入れよう

資産運用

長期積み立て投資を行う上で、考えなければならないことの一つに資産配分が挙げられます。

長期的に大きなリターンを狙いたいと誰しもが考えます。

しかし、暴落に強いポートフォリオにより,損失を防ぐことも同じくらい大切です。

長期的に資産運用するのであればなおさらです。

そこで今回は、リターンも狙えて変動リスクを抑えられる

株式ではなくETFで構成したいおすすめポートフォリオの作り方とローテーション戦略について解説していきます。

パンダ
パンダ

リターンが高くて暴落にも強い、そんな夢のようなポートフォリオがあるのかな?

ふに
ふに

ポートフォリオの構成比率やローテーション戦略なら、

実現可能かもしれませんよ。

パンダ
パンダ

その話、詳しく教えてください!

危機に強いポートフォリオ

危機に強いポートフォリオを作るうえで、おすすめしたいのがETFです。

株式、債券、不動産、コモディティに連動するETFを少額から積み立てていきましょう。

例えば、不動産は現物を買おうとすると、多くの資金が必要になりますが、ETFであれば少額から購入可能です。

そして、資産のほとんどを投資するのではなく、現金比率は5割前後は確保しておきたいです。

ポートフォリオの割合は以下の通りです。

  • 株式、社債、不動産:4-6割
  • 国債:1-3割
  • コモディティ:2-4割

株式、社債、不動産は経済が成長している時に資産価値が上がる傾向にあります。

逆に、リーマンショックやコロナショックなどでは資産価値が下がりやすいです。

国債は株式や社債と逆相関の動きをするので、大暴落などでも元本が守られます。

コモディティは、貴金属では金・銀・プラチナが挙げられます。

貴金属以外では、ビットコイン・原油・農業商品などがあります。

おすすめはコストの低いETF

複数の銘柄の株式を個別に購入するのは,価格変動リスクの観点からお勧めできません。

株式であれば倒産リスク,債券ではデフォルトのリスクもあります。

まず,投資初心者にすすめられるのが、インデックスファンドです。

インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500に連動する投資商品のことです。

しかし,こうした投資信託は、金融機関が利益を得るために作られたものが多く、コストが高くなりがちです。

そこでおすすめなのがETFによる資産ポートフォリオの作成です。

インデックスファンドと異なる点は、取引期間中いつでも時価で売買可能ということです。

そして手数料も割安なものが多いです。

ETFを購入する際のポイントとしては、純資産総額の大きいものを選ぶということです。

理由は、純資産総額が大きければ、出来高も高くなる傾向にあるためです。

純資産総額上位3位ランキング

では、純資産総額上位3位をみてみましょう。

  1. SPDR S&P500 ETF
  2. iシェアーズ・コア S&P500 ETF
  3. バンガード・トータルストック・マーケット ETF

純資産総額ランキング上位のETFはどれも低コストで、長期投資にも向いています。

以下で、ポートフォリオに沿ったETFを紹介します。

株式は国と通貨を多様化して保有

大暴落に備えるためのETFを選ぶ際に考えたいのが、国や通貨の多様化です。

例えば、VEA(バンガードFTSEディベロップド・マーケッツETF)は先進国株式に投資するETFで、米国ドル建てです。

一方、途上国株式に投資するのにおすすめのETFはVWO(バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF)です。こちらも米国ドル建てとなります。

その他にも、香港ドル建てやユーロ建てのETFが存在します。

これらを少しずつ組み合わせることで、通貨の多様化による資産分散が期待できます。

国債は期間を多様化して保有

国債でおすすめなのが米国債です。

債券の中でも、米国債は安全性や利回りが比較的高いことで知られています。

国債に投資することによって、資産の安定化が図れます。

おすすめ国債ETFは以下の通りです。

  • TIP(iシェアーズ米国物価連動国債ETF):期間の短い米国債
  • BND(バンガード・トータル債券市場ETF):期間1-20年の米国債
  • TLT(iシェアーズ米国債20年越ETF):期間20年以上の米国債

なお、株式ETFとTLTなどの国債ETFのチャートは、逆相関します。

逆相関することによって、ローテーション戦略による利回り上昇効果が期待されます。

(詳しくは後述します。)

コモディティに投資するには?

金・銀・プラチナを投資対象としたETFもあります。

コモディティに投資することで、資産をより多様化させることが可能です。

貴金属の代表的なETFは次の通りです。

  • GLD(SPDR ゴールド・シェア):金
  • SLV(iシェアーズ・シルバー・トラスト):銀
  • PPLT(アバディーン・スタンダード・フィジカル・プラチナ・シェアーズETF):プラチナ

その他にも、ベースメタル(亜鉛、アルミニウム、銅など)や原油、農業商品もコモディティに含まれます。

もちろん、金・銀・プラチナのほかに、ベースメタルや農業商品を組み合わせてもOKです。

純資産総額が大きいETFばかりですので、いつでも売却可能です。

これらを投資対象とするETFにより、資産クラスが多様化したポートフォリオができるでしょう。

金については、別記事でまとめています。以下もご参照ください。

金(ゴールド)は資産運用におすすめ?ETFならGLDやIAUを検討

効率よくリターンが得られているかを見る

リスクを超えたリターンが得られているかを判断する指標があります。

言い換えれば、「効率よくリターンが得られているか判断する指標」であり、シャープレシオといいます。

シャープレシオ=(ポートフォリオの収益率ー安全資産の収益率)÷標準偏差

シャープレシオは、上記の計算式で算出されます。

この指標の値が大きいほど、リスクを超えるリターンが得られています。

効率よくリターンが得られるとは、価格変動率が少ない状態でリターンを出すということです。

リターンが同等の場合、標準偏差(変動の大きさ)が大きいポートフォリオより、小さいポートフォリオのほうが、計算上シャープレシオが大きくなります。

投資対象を多様化することで、個別株に集中投資するよりもシャープレシオが大きくなりやすいです。

このように、リターンの高さだけでなく、変動率の少ない運用ができることは精神の安定に繋がります。

リターンを上げるローテーション戦略

コストの低い投資信託やETF1本でも、積立による長期運用によるリターンは十分得られます。

しかし、さらにリターンを上げる戦略として実践したいのがローテーションです。

例えば、株式、債券、金のETFを現在保有していたとします。

その中で、月ごとに上昇している資産対象のETFを増やしていきます。

これを毎月繰り返しながらポートフォリオを調整するのがローテーション戦略です。

仮に、S&P500指数に連動する商品を購入し、10年間運用した場合は、年平均の利回りは約7-8%です。

しかし、SPY(米国株式のETF)、EFA(EU+途上国株式ETF、GDR(金)のローテーションを取り入れるだけで、年率15%前後とパフォーマンスが飛躍的に向上します。

加えて、国債ETFも保有していると、さらなるリターン上昇が見込めます。

しかも、ボラティリティは大きく変わりません。

おわりに

まとめとしては、

  1. まずはETFで資産運用をしてみる
  2. ポートフォリオの割合は株式・債券・コモディティで多様化する
  3. シャープレシオで運用状況を把握する
  4. ローテーション戦略を取り入れる

上記を実践するだけで、投資信託を積み立て続ける投資初心者から脱し、資産がより加速する可能性があります。

最も優れているには、パフォーマンスが高くて、標準偏差が低いこと

ポートフォリオのボラティリティを低くすることは、良好なメンタルを保つことにも繋がります。

本記事の内容は以上です。

最後で、あくまで個人的な意見になりますので、投資は自己責任でお願いします。

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