50~60歳からでも遅くない?おすすめの資産運用とは

資産運用

「気づけばあっという間に50歳、このまま年金と貯金だけでやっていけるのか?」

と不安になる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

また、「親は少しは貯金しているようだけど、老後資金は十分なの?」

と心配する方もいらっしゃると思います。

今回は50~60歳で、資産運用するならどのうような方法や手段がおすすめか?

の疑問に対してお答えします。

人生100年時代と言われている現代、

老後資金を少しでも増やしたい方の参考になれば幸いです。

おすすめはインデックス投資!投資期間はどのくらい確保できるか?

結論から言うとおすすめは優良な投資信託です。

投資信託についての説明は、投資信託のキホンを徹底解説!をご参照ください。

そしてもう1つは上場投資信託【ETF】を保有することです。

ETFについては【ETF】上場投資信託の特徴や仕組みを解説!で概要をまとめています。

ここで、日本人男性を例に挙げます。

まず、前提として日本人男性の平均健康寿命は72歳です。

現在50歳である場合、自由にお金を使える期間は残り22年間の計算ですが、

平均健康寿命まで運用しているとお金を自由に使えないままです。

資産運用では米国株を対象に長期的な運用(15年以上)をすることで、ほぼ確実なリターンが得られることが明らかとなっています。

よって、実際の投資期間は15年以内を前提とします。

すると、50歳から運用を開始し65歳で取り崩し始めたとしても、残りの7年以上は資産に余裕をもって生活できる可能性が高くなります。

もちろん、あくまで平均的な年齢なので、長生きする人もいればその逆もあり得ます。

個人的には平均寿命の伸びや、昨今の医療発展を考えれば備えておくに超したことは無いと考えます。

上場投資信託の場合、どにょうな割合でどの商品を選ぶべきか?

現在50歳なら米国株ETF50%+米国債券ETF50%

投資信託であればSBIバンガードS&P500をおすすめします。

ただし投資のタイミングによってはS&P500に連動したETFでも15年で横ばいの期間があります。

下手をすると投資を終えるタイミングでは損失を出す可能性もあります。

そこで、注目するのが債券の割合を調整することです。

仮に、50歳であればミドルリスク・ミドルリターンを狙います。

一般的には年齢≒信用力の高い債券保有の割合が理想です。

例:40歳代であれば、米国債券ETFをポートフォリオの40%の割合で保有

信用力の高い債券を利用することで、リターンは小さいですが、リスクを抑えることができます。

おすすめの債券ETFは?

おすすめは以下の2つです。

  • AGG(iシェアーズ・コア米国債券ETF)
  • BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)

いずれも米国投資適格債券と呼ばれる信用力の高い債券ETFです。

銘柄数はともに7000を超え、広く分散されています。

また、40%を米財務省発行の債券、米国債が占めています。

そして手数料はAGG:0.06%、BND:0.04%と低水準です。

設定来のトータルリターンは年率4%程度と株式ほど高くありません。

このように、手数料や信用力を加味して債券ETFを何%組み入れるか検討します。

注意したいのは為替リスク

運用期間中に大幅な円高になると、

円建てで見た場合にはリターンが目減りするリスクがあるので注意が必要です。

よって為替リスクを避けるには、日本の個人向け国債の利用も一つの手です。

ただ、日本円でしか資産を保有していなければ、それ自体もリスクとなり得ます。

円やドル、それ以外の資産バランスを考慮して保有する必要があります。

資産運用を始めるならどこで口座開設すべき?

おすすめする証券会社は以下の3つです。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券

まず、銀行や証券会社の窓口には行かないようにしましょう。

高確率で手数料の高い商品や、銀行や証券会社にとって利益の高い商品しか紹介されません。

今のご時世、手数料がより安く、運用益の出ている商品は調べればすぐ分かります。

そしてネットの普及によってより手軽に商品を購入することができるようになりました。

そして、上記3社は数ある証券会社でも、取扱商品や手数料の観点から他社よりもおすすめです。

私自身はSBI証券で口座開設をして6年になりますが、満足しています。

(メンテナンスが多い点はやや不満ですが…苦笑)

まとめ

  1. 平均健康寿命を見据えた運用期間を計算しよう
  2. 米国債券ETFの割合は年齢に応じて決めよう
  3. おすすめの債券ETFはAGGとBND
  4. 為替リスクには要注意

以上がまとめとなります。

損失を抱えたまま運用を終了するのは絶対避けたいです。

そのためにも、株式よりリターンは劣りますが、値動きが安定している債券ETFをポートフォリオに組み込んでみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※投資は自己責任でお願いします。

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