NISA口座で資産運用し始めて3年目となりました。
これから資産運用を始める方や、すでに始めた方でも気になるのが「運用して結局どこまで増えるのか」ではないでしょうか。
私自身も長期投資をおすすめしているのですが、どれくらい成果が出ているのかは公開していませんでした。
そこで今回は、私のNISA口座で保有している銘柄と運用状況を報告します。
それではよろしくお願いします。
NISA口座で運用を始めるきっかけ
投資を始めたのは5年ほど前からですが、日本株を中心に銘柄分析をせず直感で買い付けていました。
その結果、現在でも特定口座に含み損となっている日本株銘柄が存在します。
結局、「投資なんかお金が増えない」と放置していたのですが、結婚や子育てを機に家計簿の見直しや資産運用再開に至りました。
そこで、勉強して至った結論がNISA口座で長期インデックス投資です。
しかも日本株ではなく、全世界株式や米国株インデックスファンドの低コスト商品の魅力を知りました。
さらに重なったのは、コロナショックによる株価大暴落です。
「始めるなら今しかない」とNISA口座を開設し現在に至ります。
NISA口座で2年間運用した結果
NISA口座で2年間運用した結果をトータルリターン、配当金としてまとめました。
保有銘柄も紹介しています。
特定口座でも運用していますが、今回はその結果は含まれていませんのであらかじめご了承ください。
それでは、以下の項目ごとにご覧ください。
トータルリターン
3年目のトータルリターンは+23.68%です。
2020年のリターンは%で含み益は+43.76%でした。
2021年のリターンは%で含み益は+8.62%でした。
2020年は暴落直後ということもあり、時期的に恵まれていたので、トータルリターンは高めです。
2年間の合計損益額は3,026,624円です。
およそ240万円の投資額に対し、現段階では60万円以上はプラスとなっています。
配当金
2年間で、NISA口座枠内での配当金総額は、29,135円です。
特定口座を合わせると、日米配当利回りは2.1%となっています。
計算上は年間でおよそ41,508円もらえる計算となります。
米国高配当株ETFをいくらか保有しており、それらはスポット購入です。
今後もタイミングを見計らって買付する予定です。
保有銘柄
保有銘柄は以下の通りです。
- 投資信託
- SBI・V・S&P500
- eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
- iFree NEXT レバレッジNASDAQ100
- ETF
- VTI
- VT
- VIG
- VYM
- HDV
- SPYD
- SPXL
- GLDM
レバレッジ商品は危ないんじゃないんですか?
レバレッジ商品は積み立てているわけではありません。
暴落直後に購入し、少額で保有している程度です。
いま流行りのツミレバではないんですね!
保有割合
NISA口座で保有している投資信託とETFの割合は次の通りです。
- 投資信託:38.7%
- 米国ETF:61.3%
加えて、特定口座で運用している日本株は10%ほどです。
各銘柄をどの程度保有しているかは割愛しますがほぼ米国株式で占めています。
今後も米国ETF中心に積み立てていく予定です。
戒めとなっている特定口座で保有している銘柄
まだ投資を始めたばかりのころ、日本株でことごとく含み損になっていました。
当時は個別銘柄ばかりで、優待や配当金を見ながら購入していました。
銘柄分析しているわけではなかったので、もちろんマイナスから戻ることは無く、損切りを続けていました。
ですが、最後の損切りをする前に、この銘柄は戒めとして保有し続けようと考え現在に至ります。
もちろん、いまでもその銘柄は含み損のままです笑
投資対象選びの重要性
米国株式インデクスファンドへの投資開始、海外ETFなどの商品を選ぶことで成果は劇的に変わりました。
投資初心者であれば、まずは指数に連動する商品を選べば間違いありません。
ただ、日本株式のように、成長が鈍化している投資対象での資産運用はお勧めしません。
おすすめはやはり、米国株式や全世界株式インデックスファンドです。
関連記事を載せておきますので、ご参照ください。
リスクがあることも忘れずに
もちろん、資産が順調に増え続けるわけではありません。
記憶に新しいコロナショックのように、大暴落を経験する機会が今後必ず訪れます。
そんなときのために、現金比率は一定を保っておくべきです。
また、株式のみの運用では、インデックスファンドでも暴落時に資産が40%ほど減る可能性があります。
NISA口座で運用していた、資産600万円が360万円にいきなり減ってしまうのは恐ろしいですよね…
そんな瞬間もあるので、投資する国を分散したり、インデックス投資で業種を一つに絞らない必要もあるのです。
また、大暴落を経験したとしても、長い目で見れば株価は回復します。
長期投資を前提に資産運用を始めましょう。
早く始めるほど資産運用は有利
資産運用は早く始めるほど有利です。
複利の力は時間をかけるほど、効果的に働きます。
そして前述したように、大暴落が起きたあと相場が回復するのに時間がかかります。
過去のチャートでは、米国株式(S&P500)でも、10年ほどほぼ横ばいの時期がありました。
若ければ若いほど有利なのは間違いないですが、同時に出口戦略についても考えておく必要があります。
出口戦略については、以下の記事をご参照ください。
NISA口座で資産運用を始めるなら
NISA口座を開設するなら、おすすめはSBI証券や楽天証券です。
ネット証券をおすすめする理由は、低コストで運用できることや営業をされないメリットがあります。
デメリットとしては、自身で口座開設手続きする必要があることや、商品を選ぶ必要があります。
商品選びについては、当ブログを参考にしていただければ幸いです。
少額から無理なく始めるのもあり
資産運用を始めたいけどまだそこまで余裕がない…
最初から大きなお金を投資に回すのは不安…
そんな方には、つみたてNISAがおすすめです。
年間40万円が、20年間非課税で運用できます。
月々3.3万円を上限に、資産の余裕に合わせて運用を始めましょう。
まとめ
- 3年目NISA口座で運用した結果のトータルリターンは +23.6%
- 日米配当利回りは2.1%
- 投資信託やETFが運用の中心
- 投資対象は米国株式や全世界のインデックスファンド
- 少額から始めるならつみたてNISAがおすすめ
私の個人的なルールとしては、定期買い付けに加えて暴落時に買い増しを繰り返すだけです。
今のところ、しばらくは利益確定の予定はありません。
また、出口が近くなるにつれて、債券や現金比率を上げていく予定です。
ちなみに、いずれ逆相関する金ETFをもう少し買い足そうかと考えています。
今回の内容は以上です。
投資は自己責任でお願いします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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