なぜお金の勉強をしたほうが良いのか?

節約術

「税金は複雑でよくわからない。」

「そもそもそんなにお金を稼いでどうするの?」

お金に関する知識が無い人や無頓着な人はこんなことを言うかもしれません。

お金に興味がある人やもっと貯金したいと考えている人でも、どれだけ行動できているかはわかりません。

間違いなく言えるは、「お金の勉強をすることで現在よりも裕福に生活できる可能性が上がる」と言うことです。

逆を言うと、お金に困る人生になる可能性が減らせるとも言えます。

本記事ではお金の勉強がなぜ必要なのか?

どう行動すれば良いのかを解説します。

なぜお金の勉強が必要なのか?

私たちが学校で、お金に関する知識を得る機会がどれほどあったでしょうか?

お金の勉強をしなければ、稼ぎ方や増やし方、お金を守る方法についても疎いままです。

そして、お金との距離感も養うことができません。

お金について知らないままでいると、ぼったくり商品に騙されたり、必要以上にお金を払っている可能性が出てきます。

お金の勉強をすることのメリットは以下の通りです。

  • お金の不安を抱えず、不幸にならない
  • 経済的に楽になり、時間にも余裕が生まれる
  • 人生における選択肢が増える(お金が選択を諦める理由にならない)

また、お金を貯めたいがために、ケチケチしたりお金に縛られた生活を送らないためにも、お金との向き合い方も重要です。

お金が関わる社会の仕組み

では、お金の勉強が必要であることが分かったとして、日頃からどのようなお金が徴収されているのでしょうか?

身近なところで簡単に例を挙げると、

  • 税金(源泉徴収):毎月給料から3割程度天引き
  • 年金:年金掛け金、将来の年金受給額の減額
  • 保険:社会保険、民間の生命保険や個人年金保険の保険料

もちろん、会社員には相応の保証もありますが、昇給割合は年々減少傾向であり、ますます家計は厳しくなることが予想できます。

年金に関しても、2014年に62.7%だった所得代替率が、2043年には51.0%になると言われています。

経済的に楽になるためには?

こうした状況で、どのように経済的に楽になるのか?

経済的に楽になるためには、r>gについて知る必要があります。

r(return)とはリターンを指し、資産運用による利益率を言います。おおよそ5%です。

g(growth)はグロースを意味し、労働による利益率です。おおよそ1.5%です。

基本的に資産からの所得のほうが、給与の所得の伸び率よりも高いです。

よって、投資をする人と給与をもらって労働するのみの人とではどんどん格差が広がります。

資産のある人がよりお金持ちに、貧乏人は貧乏のままとなる仕組みです。

資産運用は大事

収入を労働で稼ぐには、それ相応の努力や時間が必要です。

対して、資産運用はお金が働いてくれるイメージです。

資産運用も時間はかかりますが、インデックス投資であれば労力は必要ありません。

もちろん、良い商品や銘柄を選ぶことが前提で、リスクを伴います。

おすすめの投資先としては、低コストの投資信託やETFです。

詳細は以下をご参照ください。

投資信託のキホンを徹底解説!

【ETF】上場投資信託の特徴や仕組みを解説!

固定費の削減や節税も有効

資産運用は時間がものを言いますが、より短期的に成果を出したいのであれば、固定費の見直しや節税対策です。

具体例としては、

  • 通信費の見直し
  • 電力会社の見直し
  • 保険の見直し
  • ふるさと納税

などが当てはまります。

増える税金、高い手数料・利用料の商品やサービス

比較をすれば、それが高い商品であったことに気づくはずです。

そもそも考えたくない、めんどくさいと感じている人は一生無駄に搾取され続けます。

そして無知な人ほど搾取されます。

お金は手段

ある研究によると年収1000万円以上で、幸福度はそれ以上変わらなくなると言われています。

ここまで、お金は大事と言っていますが、お金で幸せを買うことはできません。

しかし、不幸やストレスを減らすことができるとは思います。

「仕事が嫌で辞めたい」

「子供の習い事をさせたいけどお金が無い」

「残業ばかりで時間に余裕が無い」

こうした悩みやストレスを緩和してくれるのがお金だと思います。

お金は、時間や人間関係、心の豊かさ全てに関わってきます。

結局はお金が良い悪いでは無く、使う人自身がお金をどう使うかです。

正しいお金の知識を得てて、後悔しない人生にしたいですね。

人生の羅針盤をつくる

気づけば節約ばかりして、お金を稼いだり貯めたりした記憶しか無い…

こうならないために、今後長い人生でプランや方針を固めることは大切です。

ライフプランニングと言う形では無く、「人生のある時期にはどんなことをしたいか」を書き出してみましょう。

まずは、やりたいことや目標をより明確にします。

そして、そのやりたいことや夢を達成するために、どのくらいの資産が必要になるか逆算し、計画性を持って資産運用や貯蓄をしてみましょう。

例えば、「経済的自由を手にしたい」という目標を持つ私ですが、自由を手にするまでの過程や、自由になったその先で何がしたいかをしっかりと考えておきたいです。

おわりに

私がお金に対する知識を深めなければと感じたのは、結婚し子育てが始まった頃でした。

それまでは、将来について楽観視していた部分があり、特にお金に困るとも考えていませんでした。

しかし、老後資金問題や、相次ぐ脱終身雇用宣言などで危機感はますます高まっています。

資産運用や節税・節約に関して、もっと早くから取り組んでおけば良かったと痛感しています。

結局は、お金に対する正しい知識を知っているか知らないか、勉強するかしないかにかかっています。

勉強の書籍としては以下の本が参考になります。

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感想(12件)

「お金について詳しく知りたい」

「周囲に助言を求めようと思ってもお金についての相談相手がいない」

そんな方々に対し、このブログが少しでもお役に立てば幸いです。

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