子供を取り巻く環境は絶えず変化しています。
小学校から英語の導入、プログラミング学習、高校生に至っては家庭科で投資信託の授業まで導入される予定のようです。
そんな中、子供が賢く育つために親自身がどのような行動をとれば良いか?
私自身考えるようになりました。
そこで「頭のいい子が育つパパの習慣」という本が参考になりました。
私的に重要だと感じたポイントをこの記事でお伝えします。
親子で毎日30分以上は会話する

子供の学力が飛躍的に伸びている家庭では、「1日最低30分ほどは父と子で話をしている」と本書では紹介されていました。
出勤前と帰宅後合わせてでもよいので30分は話す機会を作ることを推奨されています。
今日の給食は何だったか?
何をして遊んだのか?
そこから話を広げていきましょう。
「親はどんな話でも聞いてくれる」という信頼感は子供の大きな支えとなるでしょう。
また、「父親が子供の勉強をみているかどうか」で子供の成績に差がでているようです。
父親がほぼ毎日勉強をみているグループ:成績優秀の割合41.7%
父親が勉強を見ていないグループ:成績優秀の割合5.6%
学研教育総研 「父親と家庭教育に関する調査」より引用
子供の前で本を読み、小学生までは食卓で一緒に勉強する

「イモリとヤモリはどう違うのか?」など子供が疑問を口にしたときは、賢く育てる絶好の機会です。
好奇心により集中力と吸収力も高まっている状態です。
知っていれば答えれば良いですが、
分からない場合は一緒に調べてみましょう。
決して「忙しいからまた後で」と言わないように。
以下がポイントです。
- 子供が知りたい時にすぐ答える
- どこで躓いているか見極める
- どう考えれば答えが導き出せるか提案する
図鑑や辞書などその場に無い場合、我が家では図書館に行って探してみようと提案しています。
答えは後回しになりますが、問題解決までの手段が提案できるほうが大事だと私は考えています。
そして、小学生まで食卓で一緒に勉強する理由としては、机に向かって勉強する習慣を身につけて欲しいからです。
自宅で勉強する習慣の無い子供を部屋に引きこもらせてはいけません。
まだ私が小学生だった頃、塾に行って先生にまず言われたのは「勉強以外のことをしてもいいから机に向かって30分以上は座る習慣をつけてみて」という言葉でした。
当時、勉強が好きでは無く、成績の良くなかった私でも、その言葉をきっかけに勉強の習慣が身についていったのかなと思い返しました。
父親の読み聞かせは効果的

読み聞かせと言うよりは、読み聞かせ後の「語らい」が重要です。
本を読んで「はい、おしまい」となっていませんか?
その本の感想や解釈など、是非子供と語り合いましょう。
特に父親は母親と違った視点で解説してあげることで、
より子供の好奇心や想像力を刺激するはずです。
社会の動きも交えて解説すればより効果的でしょう。
父親との時間が本を読む習慣や社会へ目を向けるきっかけになります。
ノーテレビデーを作る

ある通信会社の調べによると、子供の1日のテレビ平均視聴時間は約4時間ほどとのこと。
これでは家族の会話時間は大幅に減っていきますね。
最近では、子供がテレビだけでは無く、スマホやタブレットといったディスプレイを長時間見ることも多いのではないでしょうか?
このような習慣は、睡眠不足や学力低下に繋がります。
受動的なメディアは言語的・論理的・社会的知能を司る前頭連合野が沈黙した状態で、情報が脳にインプットされるため学力が伸びにくくなると言われています。
ディスプレイで睡眠不足となるのは、ブルーライトが影響するようです。
我が家では視聴時間の目安を1週間で5~6時間ほどにしています。
まとめ

- 親子で30分以上会話する
- 子供の前で本を読む
- 食卓で一緒に勉強する
- 読み聞かせ後に語らう
- ノーテレビデーを作る
以上のまとめを、子育ての早い段階で実践できると将来が違ってくるのかもしれません。
最後に余談ですが、我が家の最近の流行は手紙のやりとりをすることです。
片付けをいつも頑張っている我が子に、感謝の気持ちを手紙で伝えたのがきっかけです。
今年5歳になった長男は、50音表を見ながら手紙や似顔絵を描いてくれるので、
私はそれに対し、ありがとうと感謝の手紙を返したり、貰った手紙や似顔絵を飾ったりしています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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